任意売却横浜のコンサルタント、丸山です。
今回は、任意売却された方のその後について、
川崎市鶴見区の本田さん(52歳男性:仮名)のお話しです。
本田さんは、奥さんとお子さん2人という、一家4人家族でした。
高校2年生と3年生のお子さんがおり、ちょうど進学にお金が掛かる時期でした。
そこへ共働きだった奥さんが病気になられて入院。
長期入院の為、退職を余儀なくされました。
その結果、ご主人の給料だけでは4人の生活はギリギリ。
お子様が私学だった事と奥様の入院費もあり、
一時的な金銭的負担がとても大きかったのです。
結果、住宅ローンの支払いが出来なくなってしまいました。
ついに競売の通知が来たところで、当社にご相談に来られ、
任意売却でご自宅を売却。何とか競売を回避できました。
それからしばらくして先日、本田さんからお礼の連絡もあり、
たまたま引っ越し先に行く用事もあったので、
新しいご自宅に伺いました。
上のお子様は受験のために学習塾に通い、
下のお子様は自宅でテレビゲームをしていました。
みなさん食事も通常どおりですし、
奥さんの体調も回復し、リハビリもかねてジョギングが日課との事。
本当に普通の生活でした。
ご主人様もバリバリ仕事をして元気そうでした。
「住まいはアパートですが、家賃以外の大きい支払いもないし、
とても気楽です」
「何故あんなに家に執着していたのか、今となっては笑い話ですよね」
と本田さんはおっしゃってました。
実は、弊社に相談にいらしたときは
「絶対に引っ越したくない」
と言っていましたが、今は月々の負担も減り、
幸せを取り戻している様子でした。
任意売却の後でも普通の生活はおくれます。
任意売却をしたからと言って、
普通の生活まで奪われることはありません。
ただ良い再スタートをきるために、任意売却をするだけなのです。
安心してくださいね。
丸山