離婚と不動産の売却、そして任意売却の事

みなさんこんにちは、

任意売却横浜、コンサルタントの丸山です。

 

最近相談で多いのが「離婚」に絡んだ任意売却の相談です。

 

当然ですが、弊社では離婚の手続き等の

お力になれるわけではありません。

 

家と住宅ローンについてはお手伝いをしていますが、

ご夫婦で共有名義だったり、借りたローンが夫婦の連帯保証など、

様々なケースもみかけます。

20182161641.png

ここでちょっとした知識としてよくある例をご紹介します。

 

・慰謝料のかわりに、住宅ローンを出て行った元夫が支払うケース

・慰謝料のかわりに名義を元妻に変えて、家を出て行った元夫がローンを払うケース

 

という例です。

不動産の名義を変えるのは簡単な話しで、

法務局で移転登記申請手続きをすればいいだけ。

 

しかし、名義がだれであっても、銀行の担保(抵当)がついているかぎり、

支払いが滞れば、銀行は強制的に競売にできます。

 

これが担保(抵当)の強さです。

 

つまり一度この住宅ローンをすべて返し、

担保を外さないと、名義を変えても意味がありません。

 

 

もうひとつの例

 

・名義は元夫だが、住宅ローンの連帯保証人が私(妻)になっていて、これを解除したい。

 

皆さんご存知でしょうか。

「連帯保証人」は主たる債務者(ここでいう元夫)と

同じくらいの責任があります。

 

自宅を買うとき、住宅ローンを組むとき、

住宅ローンの審査に通りにくかったため、

奥様も保証人としてハンコを押し、自宅を購入している事もあります。

 

そんな出来事も忘れて、様々な理由で離婚を決意し。。。

離婚の為、住宅ローンのことを調べると、

連帯保証人の欄に自分のハンコが!

 

そしてその解除は簡単にできません。

 

銀行は主たる債務者の支払いが滞ると、連帯保証人に請求をします。

たとえどんな理由や事情があっても、

銀行からすれば、同じ債務者なのです。

 

私ども、任意売却横浜ではそういった

離婚の状況の方の相談も、日夜受けています。

 

もちろん沢山解決へも導いています。

 

どのようなかたちが一番いい解決方法か、

是非お問合せ下さい。

 

丸山